2005年09月09日
●靴を磨く
今回は靴について考えてみようと思います。
こちらのブログにも書いていますが、1冊の本の出会いから服装に気を使うようになりました。ただし、今のところ気をつけているのは、スーツのときだけです。
■高い靴を買う
昨年思い切って高い靴を買いました。それまでは2万円を越える靴を買うときにも「えい!」っと踏ん切りが必要でした。
最初はリーガルの高めの靴(確か4万円くらいのコードバンの靴でした。ちなみに、コードバンとは馬のお尻の革のことです)だったのですが、その後銀座ワシントン靴店で Crockett & Jones の靴を見て以来、どうしても頭から離れず、ついに買ってしまいました。確か5万7000円くらいだったと思います。
■なぜ、その高い靴を買おうと思ったのか
何が私をその気にさせたのかですが
・靴の形が全然違う
上から見ると全く分かりませんが、靴の裏から見ると、土踏まずの部分がちゃんとくびれていて、まるで女性のハイヒールのように見えました。それがとても履きやすいのです。・皮が非常に柔らかい
履いた瞬間に分かるのですが、皮が非常に柔らかく、足に吸い付く感じがします。ちゃんと手入れしていればシワにもなりにくいです。・皮がテカテカしていない
今まで私が履いていたリーガルの靴の皮とは見た目が違います。つや消しの皮と言うか、安っぽいテカリが無いのです。
それでも高いので、その後 Crockett & Jones の靴は買っていないのですが、初めて会うお客様の日には必ず履いて行っています。
■日本で買っても同じ
ちなみに、Crockett & Jones は England 製ですが、現地で買っても安くなりません。以前、ロンドンへ出張した際に現地の靴屋や、Crockett & Jones の直営店へ行ってみましたが、日本と比べてせいぜい5000円くらい安い程度です。個人輸入で安いところを探すより、日本のお店で買ったほうが絶対良いです。
■靴を磨く
高い靴を買うと、メンテナンスにも気を使うようになります。全ての靴のために、シューキーパー、ブラシを揃えました。こちらもかなり色々購入しましたが、私なりの結論は、日本のR&D社が輸入している製品を買えば間違いないということです。ホームページには詳しく製品の説明やウンチクが載っていますので是非ご覧下さい。
これも銀座が本店のトレーディングポストと言うお店で靴の磨き方を教えてもらいました。(残念ながら在庫が無かったので靴は買わなかった)このページで紹介されているメンテナンス用品は全て R&D社製です。
靴の磨き方に関してはこのページをご覧下さい。

このページでは分からないのですが、4. ブラッシング では、かなりの速さで手を動かします。それこそ手が見えなくなるくらいの速さで、同じ箇所を30回くらいブラッシングします。すると、それだけで靴に光沢が出てくるのです。私の靴のメンテナンスはこのブラッシングだけです。月に1度、4,5回履いた後にやっと、クリームを落として、塗りなおしをします。
■どこから買うか
R&D社は小売りはやっていないので、別のお店から買う必要があります。(トレーディングポストでも売っています)このために、わざわざ銀座へ行くのは大変なので通販で購入しました。その名も"修理屋"さんです。靴に関するウンチクも豊富なので是非ホームページを見てください。
■シューケア用品
私が愛用しているシューケア用品を"修理屋"さんのページから転載いたします。
1.ステインリムーバ
ワックスを落とします。つけすぎる必要は全くありません。

2.サドルソープ
2,3ヶ月に1度くらいは靴を洗います。これは靴を洗う石鹸です。

3.サドルソープ シャンプー用スポンジ
これは必須ではありませんが、水の吸収が良いのでソープと一緒に使っています。

4.デリケートクリーム
ステインリムーバやサドルソープで靴をきれいにした後はこれを塗ってしばらく置きます。

5.ペネトレットブラシ
クリームを塗る際に使用します。この先にちょっとだけ(米粒くらい)つけて円を書くようにグリグリと靴に塗りこみます。1足に対して、米粒3個くらいの量で十分です。このブラシは靴の色の分だけ必要です。私は3つ持っています。

6.プロフェショナルホースブラシ
このブラシはやわらかいので、コードバンなどの靴にお勧めです。私は汚れ落としに使っています。

7.プロ・ホワイトブラシ
私はこの白いブラシが気に入っています。大きいので磨きやすいのと、クリームの色がブラシに付くので見分けやすいのです。残念ながらこのブラシは"修理屋"さんでは売っていないので別のショップです。

以下はアフィリエイトではありますが、上記の商品を売っている楽天ショップのリンクを張っておきます。申し訳ないのですが、こちらのショップからは私は購入したことはありません。
しかし、私が持っているR&D社の製品が全部そろったのはこのお店だけです。
1.ステインリムーバ
2.サドルソープ
3.サドルソープ シャンプー用スポンジ
4.デリケートクリーム
5.ペネトレットブラシ
6.プロフェショナルホースブラシ
7.プロ・ホワイトブラシ
■自分が変わったこと
靴をきちんと磨いてから、人の靴も見るようになりました。それこそ、デパートで9800円で売っているような靴はすぐに分かりますし、せっかくいい靴でも手入れしていなければ、汚れや傷が目立ちます。(まるで、今までの自分を見ているようです。) また、3万円くらいのリーガルの靴でもちゃんと磨けば5万円の靴に見えます。決して、塗るだけで光るワックスを塗ってはいけません。光っているだけで、とても安っぽく見えてしまいます。
こんなことが言える様になったのも、1冊の本のめぐり合いと、1つだけ買った高い靴がきっかけなのです。
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靴の手入れの仕方大変興味深く読ませていただきました。ありがとうございます。
さて、クロケットジョーンズの価格が英国と日本との間で殆ど差が無いとのことですが、もう少し具体的に教えていただけないでしょうか?
英国の場合ですとVAT(付加価値税)が17.5%の割合で掛かってくると思いますが、外国人旅行者であれば帰国時に払い戻しを受けることが出来ると思います。他方、日本国内で購入する場合、輸入靴には3割の輸入間税が課せられたように記憶しております。
例えばこうです。
ロンドン 東京
靴定価 35,000円 35,000円
VAT17.5% 41,125円
輸入関税分30% 45,500円
消費税5% 47,775円
従って、単純に販売価格の対比においては6,650円分東京の方が高いように見えますが、実際には旅行者の場合であれば、ロンドンで購入すれば35,000円で購入できると思います。(英国ポンドと日本円の為替差分については計算を分かり易くするために省いております。)
総合的に考えると、海外で購入した方が安いのではないかと思うのですが・・・ご教示いただければ幸いです。
satotsuji様
はじめまして、コメントいただきありがとうございます。
お書き頂いた疑問はまさしく当時私が不思議に思っていたことでした。
もう少し詳しく書きますと(1年半前の記憶なので、数値の記憶があいまいなのはお許しください)
当時クロケットジョーンズのある靴は日本で57,000位、ロンドンで52,000円(230ポンド?)位でした。
ロンドンの値段はあくまでも店頭価格なので VAT は入っていません。
このまま 52,000円で輸入しても3割の輸入関税がかかるので、もっと日本での値段が高くなってもおかしくないはずなのに、それこそ運賃ほどの差しかありませんでした。
したがって、価格差が殆どない、輸入しても意味がないと書かせていただきました。
日本のお店が現地の卸からどの位で仕入れているのかは分かりませんが、もっと深い裏があるのではと思います。関税を安くすます方法があるのかもしれません。残念ながら、その仕組みは分かりませんが苦労して輸入するよりも日本で買ったほうが良いと思っております。
もし、現地で行かれるのであれば、工場まで直接出向いてアウトレットで買うと良いと聞きました。ナント1万円くらいで買えるのだとか。とはいっても、ノーザンプトンというロンドンからかなり離れた場所まで行かないといけないのですが。。。
こんな曖昧な記憶ですいませんが、もしご不明な点があればまたコメントください。
ありがとうございました。
ten様
早速のお返事ありがとうございます。
アウトレットという手もありましたか。ロンドン訪問の折には事前に調べていきたい思います。
1年以上前に投稿されたのに、直ぐにお返事いただきましてありがとうございます。
今後とも興味深い記事を楽しみにしております。
satotsuji様
ロンドンへ行かれるのですか?
ぜひ、いろんなショップをまわってみてください。おそらく楽しいと思います。物価が高くて驚きますけど(笑)
ちなみに、私がクロケットジョーンズを買いに行ったのは、ピカデリーサーカス近くの、裏道の(おそらく)直営店でした。(結局買いませんでしたが)
コメントありがとうございました。ご不明な点があれば、お気軽にご相談ください。分かる範囲でお答えします。